医師紹介
ご挨拶
こんにちは。たいらクリニック院長の平昇です。
「がんとおしり」が私の仕事です。名古屋大学を卒業し、5年間の基礎研修を終えた後、東京の国立がんセンターで「がんの診断と治療」を学びました。そこは命の最前線でした。
そして40代に命とは遠いが心に近い「おしりの病気」について、名古屋市桜山の肛門科野垣病院で10年研鑚を重ねました。
これまでの経験を皆様にお役立ていただきたいと考え、平成15年12月「たいらクリニック」を開業致しました。
以来10年間で肛門手術4,181例、大腸内視鏡4,314例、胃カメラ1,797例、総計10,292例を無事重ねることができ、皆様に感謝いたしております。また、平成18年9月以来、当院は日本大腸肛門病学会の認定施設として認められております。
ここで当院の特徴である『日帰り手術(デイサージュリー)』についてお話します。
1.日帰り手術に適した手術とは何か?
私はこの答えを求めてまずは古典に学び、シートン法・分離結紮法について増田芳夫先生に師事し、習熟に努める一方、最新のデバイス(機器)を探して低温電気メス(リガシュアー)や超音波メスを導入し、安全で疼痛の少ない方法を求めて現在に至っております。
2.病気の治療の主役は患者さんである
ご自分の病態がどのようなものかを理解しやすくするために、現在の状態の写真と、内視鏡や超音波検査の映像記録を電子カルテに収めております。手術の状況も術後の変化も、映像化してプリントし、ご自身で治療を実践していただいております。
痔核(いぼ痔)は6週間、痔瘻は6~8週間で治癒します。その日のプリントには、“ご卒業です。快!”の文字が添えられております。その日を楽しみに、治療に励んでいただければと思います。
最後に、より患者さんの心に寄り添った治療をするクリニックとなるよう、今後ともスタッフ一同日々精進を重ねてまいる所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
- 学歴
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昭和53年3月25日名古屋大学医学部医学科
卒業
- 学位
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平成2年3月26日医学博士
名古屋大学 第1790号
- 職歴
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昭和53年4月1日中部労災病院外科医師昭和58年6月1日国立がんセンターレジデント昭和61年6月1日米国にて研修 [Mayo Clinic, M.D.Anderson Hp, Univ.of Pittsburgh]昭和61年9月1日名古屋大学第一外科医員昭和62年4月1日名古屋大学第二外科医員昭和62年9月1日名古屋第二赤十字病院外科医員昭和63年4月1日名古屋大学第二外科医員平成1年4月1日名古屋大学第二外科助手平成1年7月1日名古屋第二赤十字病院外科副部長平成3年10月1日小牧市民病院外科部長平成6年1月1日医療法人野垣会野垣病院外科医員平成12年4月11日医療法人野垣会野垣病院副院長平成15年12月23日たいらクリニック院長平成30年6月20日医療法人泰平会たいらクリニック院長・理事長現在に至る
- 所属学会
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・日本大腸肛門病学会 認定医・専門医・指導医
・日本消化器外科学会 認定医・専門医・指導医
・日本外科学会 認定医・専門医
その他の所属学会
・日本消化器内視鏡学会
- 研究会
- ・内痔核治療法研究会
・臨床肛門病研究会
・日本短期滞在外科手術研究会
当院スタッフの学会発表実績
- 第12回日本短期滞在外科手術研究会学術総会
「恥ずかしさ怖さを減らす3つの工夫」 - 当院の受付・診察・手術の工夫についての発表
- 第57回東海肛門疾患懇談会
「肛門手術の排便・疼痛コントロール」 - 肛門手術後の排便や痛みのコントロールについて